管内複式校学校紹介4

☆猿払村

◎浜鬼志別小学校

 校区である浜鬼志別地区は、水揚げ量全国一を誇る天然ほたて貝漁の中心地であり、道の駅やキャンプ場、ホテルが置かれる「さるふつ公園」があり、村の観光・交流の拠点となっている。 本校の児童数は、昭和30年代は100名を超えていたが(昭和33年 138名)、その後は減少を続け、今年度は38名である。 保護者の多く(9割以上)は水産関係に従事しており、経済的に安定している家庭が多い。児童の多くがスポーツ少年団活動、ピアノやダンス、書道などの習い事をしている。保護者は学校の教育活動に対して、おおむね協力的であり、PTA活動も活発である。一方、生活スタイルの変化や価値観の多様化などから、学校教育に対する要求も多様化してきている。

◎知来別小学校

 猿払村の北の端に位置し,今年で113年目を迎えます。昨年度,大規模改修が急遽決定し,「児童・先生・保護者・地域・村教委・工事業者」の力あわせで,改修を終了することができました。  校区は,ほたて貝漁と酪農が栄え4地区114世帯。児童数は最大200名(昭和20年)から減少の一途ですが,漁師を引き継ぎ世帯を持つ若者が増えており,現在児童30名。今後もその前後を推移します。  学校に対する地域の関心,保護者の協力も高く,地域の拠点として教育実践を行っています。今年の重点目標「進んで動く子」の育成を目指し,読書活動,体力づくり(パワーアップタイム),ふるさと学習を特色としています。

☆枝幸町

◎風烈布小学校

 風烈布小学校は「地元に学校を」との地域住民の熱心な設置運動により,1925年3月音標尋常小学校風烈布特別教授場として開校しました。昭和の終わりには30名を超えていた児童数も平成になって年々減少し,現在は児童数7名,教職員5名の極小規模校です。学校が地域コミュニティの拠点であると押さえ,長きにわたり地域と学校が連携・協働して地域全体で子どもたちの成長を支えています。1975年に子どもたちの健やかな成長を願って発足された「風烈布子ども会育成会」から多大なるご協力をいただき,様々な体験活動を通して豊かな心を育んでいます。今年度は現・次世代のPTA,教職員で構成する「風烈布小学校の今後を考える会」を発足し,地域の方々とも情報を共有し,未来の風烈布小学校について話し合っています。

☆稚内市

◎声問小学校

 創立128年の声問小学校は、右手に日本最北端の宗谷岬、左手に稚内市街地を裾野としたノシャップ岬のほぼ中央に位置し、古くから酪農や漁業が基幹産業となっていました。近年、北海道立宗谷ふれあい公園など観光施設も校区に設立され、毎年、多くの方がこの地に訪れています。また、北海道稚内養護学校や老人医療福祉施設なども集中し、文教・福祉の地域として発展しています。本校においても地域の関係機関と協力しながら「声問地区ノーマライゼーション」に参加し、地域一帯となった福祉教育活動を推進しています。 http://koetoisyou.sakura.ne.jp/

◎天北小中学校

本校は平成14年に、小学校7校、中学校5校の12校を広域統廃合して新設された小中併置校である。校区は南北に20km、東西に10kmと広大で、校名はこれらの地域が「旧国鉄天北線」の沿線であったことに由来すると思われる。  小中併置校の特性を生かした「縦割り班活動」に力を入れ、「天北太鼓」や「天北ソーラン」「農園活動」など小中合同で取り組んでいる。また、学校の様子や地域の実態を交流し合う「地区懇談会」も各地区で開催されるなど、地域や保護者とのつながりも強い。 URL http://wakkanai-tenpokuschool.edumap.jp

☆豊富町

◎兜沼小学校

 本校は、児童生徒8名(小学生4名、中学生4名)教職員9名の小中併置校です。地域には兜の形をした「兜沼」があり、春には白鳥や雁など渡り鳥が数多く飛来します。また、牧草地が広がる自然豊かな酪農地帯です。地域住民や保護者は、教育への関心が高く協力的で、運動会、夏祭り、文化祭は地域を挙げて取り組みます。また、令和元年度より特認校の指定を受け、広く児童生徒の受け入れをしています。少人数ではありますが、「少人数だからこそできる、個に応じたきめ細かな指導」を心がけて教育活動につとめています。

sofuku について

宗谷複式教育研究連盟の事務局です
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