R5管内複式校学校紹介1(仙法志小、利尻小、音標小、兜沼小、声問小、天北小、知来別小学校、浅茅野小)

☆利尻町

◎仙法志小学校

本校は、明治26年利尻尋常小学校仙法志分校として創立し、以来128年の歴史を重ねています。昭和30年代までは300名を超える児童が在籍しましたが、昭和40年代以降は過疎化、高齢化の影響で児童数が減少し、今年度の児童数は11名、今後も児童数は10名前後で推移していく見通しです。平成29年度に「ICT活用教育促進事業」実践指定校となり、児童一人一台タブレットを初め、進んだICT環境を生かした教育活動を進めています。今年度も、ICTを活用した個別最適な学習、異年齢集団による教え合い・学び合い学習等、少人数の強みを生かした教育活動を進め、児童一人ひとりの確かな資質・能力の育成を図っています。

☆利尻富士町

◎利尻小学校

本校の創立は、明治19年(1886年)1月15日に開校し、今年で137周年目を迎えます。管内最古の教育発祥の地として優れた伝統を誇る学校です。校舎は秀峰「利尻山」の麓にあり、自然豊かな森に囲まれ、眼下には豊かな水産資源の宝庫「日本海」が広がっています。5年前に校区の鬼脇中学校と小中併置校となりました。豊かな教育環境に恵まれた本校の小学生29人は、確かな学力を身につけるべく「アタックタイム」のほかタブレット端末を活用してAIアプリ「Qubena」を活用して個別最適化された学びも取り入れています。算数、理科、外国語は、複式から単式化し、一人一人の学習の見取りがよりできるよう取り組んでいます。また豊かな心を育む中学校との「縦割り班活動」を中核とした学校行事のほか歴史と伝統のある地域行事の取組を推進しています。

☆枝幸町

◎音標小学校

本校は、1900年に寺子屋として開設され、昭和40年代には100名を超える児童数でしたが、子供の数は年々減り続け、一時は一桁まで減少しました。近年少しずつ児童 数が増加し、令和3年度に乙忠部小学校との統合により、現在は33名となりました。各学年とも複数の児童が在籍し、間接指導時の学び合いが行えるようになってきました。
本校の特色ある教育活動として、酪農体験、サケ稚魚飼育・放流、漁船乗船体験など地域のゲストティーチャーから産業や自然環境について学ぶ体験学習を多く取り入れています。また、枝幸町南3小学校による集合学習を行い、より大きな集団の中で学び合う機会の充実を図っています。

☆豊富町

◎兜沼小学校

本校は、児童生徒23名(小学生18名、中学生5名)教職員12名の小中併置校です。地域には兜の形をした「兜沼」があり、春には白鳥や雁など渡り鳥が数多く飛来します。また、牧草地が広がる自然豊かな酪農地帯です。地域住民や保護者は、教育への関心が高く協力的で、運動会、夏祭り、文化祭は地域を挙げて取り組みます。また、 令和元年度より小規模特認校の指定を受け、広く児童生徒の受け入れをしています。
R3からは学校デジタル化も進めてきており、「少人数だからこそできる、個別最適な学びの実現」を目指して教育活動に取り組んでいます。

☆稚内市

◎声問小学校

創立131年の声問小学校は、右手に日本最北端の宗谷岬、左手に稚内市街地を裾野としたノシャップ岬のほぼ中央に位置し、古くから酪農や漁業が基幹産業となっていました。近郊には北海道立宗谷ふれあい公園など観光施設もあり、毎年、多くの方がこの地に訪れています。また、北海道稚内養護学校や老人医療福祉施設なども集中し、文教・福祉の地域として発展しています。
本校においても地域の関係機関と協力しながら「声問地区ノーマライゼーション」に参加し、地域一帯となった福祉教育活動を推進しています。一昨年度から「SDGs」教育にも取り組み、声問から様々な発信を 行っていきます。 http://wakkanai-koetoi-e.edumap.jp/

◎天北小学校

 
本校は平成14年に、小学校7校、中学校5校の12校を広域統廃合して新設された小中併置校である。校区は南北に20km、東西に10kmと広大で、校名はこれらの地域が「旧国鉄天北線」の沿線であったことに由来すると思われる。今年度は開校22周年を迎える。
小中併置校の特性を生かした「縦割り班活動」に力を入れ、「天北太鼓」や「天北ソーラン」など小中合同で取り組んでいる。また、学校の様子や地域の実態を交流し合う 「地区懇談会」も各地区で開催されるなど、地域や保護者とのつながりも強い。
URLhttp://wakkanai-tenpokuschool.edumap.jp

☆猿払村

◎知来別小学校

猿払村の北の端に位置し、村内では1番古く創立116年目を迎えます。地域は、ほたて漁と酪農が栄え児童数は最大200名(昭和20年)から減少していますが、漁師を引き継ぎ世帯を持つ若者が増えており、現在児童32名となっています。学校に対する地域の関心、保護者の協力も高く、地域の方を招いての学習をはじめ、 新型コロナ感染症予防の休校中には、動画授業をいち早く取り入れ、その後も行事の動画公開やアプリでの体温記録など、改善を行っています。
今年度は1・2年が単式、3~6年が複式となりましたが、重点目標「より進んで、より志高く、より粘り強く、一緒に」の育成を目指し、読書活動、体力づくりのパ ワーアップタイム、基礎基本の定着「やる気ッズ」を特色とし、学力体力向上につとめています。

◎浅茅野小学校

モダンなデザインの校舎、玄関ホールの掲示物には、アンネのバラ、百人一首など、へき地・複式の価値ある教育実践が語り継がれています。夏は一輪車に取組運動会で披露します。冬は 「王子の森」でのクロスカントリースキーで体力づくりに取り組んでいます。地域の人的・物的資源を活用しながら、持続可能な教育活動を進めています。全校児童は9名ですが、一人一人にきめ細かな指導を展開する中で、教師が知識や解決策を提示するのではなく、子どもがもつ知識や発見を大切にして、問いかけの中から、解決策を見いだし、自力解決できる授業を展開しています。ICTを活用した学校間交流を授業に導入しながら、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な実践を進めています。https://asj-sarufutsu.edumap.jp/

sofuku について

宗谷複式教育研究連盟の事務局です
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